30代 高卒ブルーカラー会社員の資産運用

株取引や日常についての備忘録です。

自動車の値段

車の価値

 

車って高いですよね。

 

最近は軽自動車でも200万円を超えるものもあります。

 

ミニバンなんて買おうものなら3~400万を超えてきます。

 

一般的に言われる30代の平均年収が400万だとすると1年分働いた給料でようやく買えるモノです。

 

車って考えると違和感はないかもしれませんが、交通費と考えるとどうでしょう?

 

10年乗ったとしてシンプルに車両価格から換算すると年間40万です。

 

そこから維持費やガソリン代、高速料金等が加算(+20万)され、年間約60万ほどかかる計算となります。

 

ビジネスならまだしも、プライベートで交通費を年間60万も使う人は、海外旅行好きな人でもない限りありえないと思います。

 

私は地方在住なので車は必需品であり、一家に一台どころか一人一台です。

 

地下鉄やバスが発達した東京などからすると信じられない話だと思います。

 

そんな環境もあってか、みんなポンポン車を買います。

 

新卒で就職した若者はローンを組んで300万のSUV、200万を超える軽自動車を。

 

子供が産まれたご家庭は400万のミニバンを。

 

かく言う私は、高卒で就職したタイミングで70万の中古車を買いました。

 

私も新車が欲しかったのですが、安月給だったので妥協して中古車を。

 

友達がピカピカの新車を乗り回す姿が眩しくて悔しい思いをしたものです。

 

しかし、今振り返ると中古で良かったと思います。

 

社会人になり、色々と経験を積み、投資に出会い、お金の価値を再認識したことで自分に本当に必要なモノの基準が変わりました。

 

特に変わったのが車への価値観です。

 

車は移動手段です。

 

お金を掛けても目的地までに掛かる時間はかわりませんし、何も生産してくれません。

 

だったら安い中古車いいじゃないかと。

 

 

走行距離10万キロ超えの激安中古車でも余裕で乗れる

 

日本では車は10年10万キロという概念が根付いており、中古車屋で走行距離が10万キロを超えた車体が100万、モノによっては10万円以下で投げ売りされているのよく見かけます。

 

走行距離10万キロを超えた車はもう走らないかというと、昭和の時代に作られた車ならまだしも、現在の進化した車でそれはありえません。

 

しっかりと定期的にオイルや樹脂類等の消耗部品を交換すれば、ボディとエンジンとミッションが壊れない限り、半永久的に乗れると言っても過言ではありません。

 

消耗部品を全て交換しても数百万かかることはありません。

 

かかっても10~30万です。

 

中東やアフリカでは10万キロどころか20、30万キロを超えた日本車が高値で売られており、日本車は一生モノと言われるほど頑丈で人気だそうです。

 

そんないいモノを日本人はポンポンと買い換えるわけです。

 

いらんだろw

そんな金あるなら子どもの進学費、住宅ローンの返済、将来への貯蓄等々、優先すべきものがたくさんあるだろ!

と思うのですが、そこは人の勝手ですよねw

 

なんだか書いてて、以前の記事に書いたことと矛盾している気がしてきたのですが、今回は消費者個人の意見ということで...w

 

 

syachikunosusume.hatenablog.com

 

 

 

予防安全機能のついた車への買い換えは投資となる

 

一方、最近の車は車線逸脱防止機能や衝突回避自動ブレーキなどの安全機能が充実しており、交通事故を起こすリスクを減らせるメリットがあります。

 

これは将来への備え、リスクヘッジ、つまりは投資になると思いますし、このメリットを得るための買い換えはいい買い物だと私個人的には思います。

 

昨年に起こった池袋暴走致死傷事故等はこれらの機能の付いた車であれば、起こらなかった可能性もありますし、これらの車が社会全体に行き渡れば、交通事故件数も減り、社会全体へ与えるダメージも少なくなり、より良い社会への実現に繋がると思われます。