パナソニック(6752)持株会社制へ
持株会社制へ
どうも。
先日、パナソニックが2022年4月に現行のカンパニー制から持株会社制に移行し、事業再編を行い、社名もパナソニックホールディングス株式会社へと変更すると発表しました。
目的としては各事業での責任と権限の明確化、意思決定の迅速化、競争力の向上等が狙いのようです。
持株会社制とは
「はぇ~、ところで持株会社制って何?」って私はなったので、ググった知識ですが簡単に説明します。
まず「カンパニー制」というのがあるのですが、これはどうやら、一つの会社の中にいくつかの事業がそれぞれ部門として存在する体制のことを言うようです。
そして「持株会社制」というのは、上記それぞれの部門が独立して一つの関連会社(子会社)となり、持株会社(親会社)のもとグループ経営を行う体制のことを言うようです。
持株会社制のメリット
主に大きなメリットとなるのが「意思決定の迅速化」が図られることのようです。
持株会社制となることで、子会社の株主は持株会社である親会社1社となり、株主総会は親会社のみに対して行えば良いことになります。
例えるならば、仕事で大事な企画書などを通す際、上司への説明、そのまた上の上司へ、そのまたまた上の...というような無駄な時間を使うことがなくなるイメージです。
特に一部上場の大きな会社だと、なにか物事を決める際、いちいち各株主の顔色や反応を伺う必要があったりと何かと時間がかかることでしょう。
これらを省けるのはとても合理的ですし、これを機に株価も右肩上がりになることを願うばかりです。